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2001年6月19日〜21日の梅雨前線豪雨災害 研究関係情報

最終更新 2001/06/21

本web中の,災害関係ページの記述は,基本的にページ作成時までの情報を元に作成しており,その後の更新はしていません.
災害概要
 2001年6月19日から,梅雨前線が日本列島付近に接近し,各地に豪雨をもたらした.このため,西日本各地で豪雨による災害が発生している.これまでに確認された主な被害,現象は以下のとおり.

降水状況
利用資料:当日及び1978-2000年のAMeDAS観測所観測データ.

2001/06/20 09:00の24時間降水量分布
2001/06/20 09:00の24時間降水量が過去21年間
の最大日降水量を上回っている観測所

 今回の豪雨では,1時間降水量がAMeDAS既往極値(多くの観測所では1979年以降の最大値と言うこと)を更新した観測所は1ヶ所しかないが,24時間降水量が極値(ただしここでは日降水量の極値)を更新した観測所がかなり多くなっていることが特徴的である.極値更新観測所は,和歌山北部,瀬戸内海西部,福岡県付近に集中しており,これまでに確認されている被害もこれらの地域で発生しているようである.一般に,土砂災害をはじめとした豪雨災害は,夕立的な単発的な豪雨より,長時間に渡る豪雨の方がより警戒する必要がある.


関連リンク


静岡大学防災総合センター 教授  牛山 素行
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