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災害研究- 災害事例の調査・研究情報- 2001年7月29日〜30日の台湾豪雨災害

2001年7月29日〜30日の台湾豪雨災害(台風0108号) 研究関係情報

最終更新 2002/02/19

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2001/07/29〜31の降水量分布

災害概要

 2001年7月29〜30日にかけて,台風0108号(※)の通過に伴い,台湾中部に豪雨をもたらした.この豪雨により,台湾全域で死者・行方不明者214人(8月8日現在,台湾行政院内政部消防署による)などの大きな災害が発生した.これは,台湾における気象災害の被害者数としては,1959年8月の台風による災害(死者1046人)以来の大規模なものとなった.豪雨域の中心は,1999年の集集地震の震源付近であり,この影響もあってか,被害の多くは土砂災害によるものであった.

※ここでは日本流に台風名を「年+号数」で記載しているが,ESCAP/WMO台風委員会によって制定され,日本の気象庁によって命名されている国際的な呼称は,本台風の場合"Toraji"である.また,この呼称の台湾における漢字表記は「桃芝」である.
関連資料

関連リンク
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静岡大学防災総合センター 教授  牛山 素行
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