赤線は2003/7/22の走行ルート,■はその走行ルートそいで確認された明瞭な土砂流出のあった位置.湯出川沿いの谷では,集地区などのある水俣川沿いの谷に比べて,崩壊が多いと感じた.通行止め箇所はなかったが,片側交互通行となっている箇所が何カ所もあった.筆者は,1997年7月11日の出水市針原川土石流災害の約1ヶ月後にこの谷を走っているが,この時は,豪雨があった割には崩壊などが目立たなかったような記憶がある(写真などの客観的資料を残していないのであくまでも印象).本図は,国土地理院の数値地図50mをもとに,カシミール3Dで作図したものである.
2003年7月19日〜20日の九州における豪雨災害 研究関係情報 トップへ戻る
静岡大学防災総合センター 教授 牛山素行
disaster-i.net 牛山トップページ